学生から学ぶ(ある組合せの問題)

年末の授業のときの話。学生が授業と全然違う方針の解答を持ってきた。なるほど、そんな発想もあるのか、と感心。というか、おかげでこっちが勉強させてもらった。以下要点のまとめ。

自然数nを固定しておく。このとき、0\leq x\leq y\leq z\leq w\leq n を満たす整数 x, y, z, w の組の個数は組合せの数として求められる。組合せの数を解釈する方法もいろいろとあり、どれもなるほどというもので楽しい。まず、横幅がすべて1で縦がx, y, z, w の長方形を左から並べて棒グラフみたいなものを作る。そうすると、この棒グラフに沿って、原点と点 (4,n) を結ぶ経路が作られる。この対応によって、(n+4)個から4個を選ぶ組合せの数になる。

別の方法もある。a=x, b=y-x, c=z-y, d=w-z, e=n-w と置けば、a+b+c+d+e=n であるから、5種類の物から重複を許してn個を選ぶという重複組合せの問題になる。