2学期終了

昨日で2学期終了。ちょっとだけゆっくりできる。テキストの最後の問題を残していたのだが、それを解くために、一階線型微分方程式の一般論をちょっとだけ説明した。要するに積分因数の話なのだが、そのあたりの知識がないと、f'(x)+f(x)>0 以降をどうしていいか分からないはずだ。まさか、霊感により両辺にe^xを掛ける、なんてやれないしな(笑)。

ついでに例として、速さに比例する空気抵抗がある場合の自由落下の微分方程式
     m\frac{dv}{dt}=mg-kv
を解いて、最終速度というか速度の極限を求める問題を解いた。こんなのやったことある?と学生に聞くと、なんと力の釣り合いで解く解法を習っているらしい。そうか!なるほど!等速運動になれば、力は釣り合っているから、mg=kvから定常速度が求められるのかあ・・・。そうかあ・・・高校の物理ってだから嫌いさ(笑)。